イシューを分解する

架空の商品「電子商品券」を開発する状況を考える

「最後に欲しい物」から考える

  1. いつ・誰が・どのような場面で使うものなのか/なぜこれが既存の支払手段より役立つことがあるのか(核となるコンセプト)
  2. どのようなフィーとコストが発生し,どう役割分担するのか/どう採算を合わせるのか(エコノミクス)
  3. この枠組に基づき,どのようにシステムを構築し,どのように運用するのか(ITシステム)
  4. どんな名前にして(ネーミング),既存ブランドとどう関係付けるのか(ブランディング),ロゴや基本デザインはどうするのか(デザインシステム構築)/ 全体をどのようにプロモートしていくのか(プロモーション)
  5. 使用店舗と発行場所の確定と拡大の目標を設計し,推進する[戦略的提携]
  6. 導入店へのオペレーションと本部のメンテナンス・サポート機能を整備する「店舗支援業務の設計」

  • 安宅和人,"イシューからはじめよ",2010,英治出版株式会社
    • pp115-117, chapter.2 仮説ドリブン