SWC 4章 pp71-77 句読点,目的語と動詞の対応
Angelika H. Hofmann, "Scientific Writing and Communication", 2010
句読点
- 明確化と強調のためにカンマを使う
- メインセンテンスの前に従属節や長い動詞句が来るとき
- 開始文の最初で使われている接続詞とフレーズはカンマで分ける
- 従属節が意味的に必要不可欠なときはカンマで分けない
- 連続するアイテムの間にカンマを置く
- 複雑な系列を区切るには,セミコロンと数字,または数字のみを使う
- 例4-41のように使う
- Of concern are especially: (1) gram-negative bacilli, ...,; (2) multiple drug-resistant M. tuberculosis; and (3) fluconazole-resistant Candida spp., ...
- 例4-41のように使う
- 弱い接続を避ける
- and, but, for, or, norは弱い接続
- 接続せずに文を終了し,それぞれの文にしたほうが強い
- 引用マークを避ける
- 引用の言葉を囲むにはダブルクオーテーション引用中の引用にはシングルクォーテーション
- 記事や本の章の名前をcitationに書くときはダブルクオーテーションで囲む
- ハイフネーションを避ける
- 短縮形
- アメリカ英語ではDr., Mr., Mrs., Ms.のようにドットをつけるが,イギリス英語ではしない
- 単位は小文字でピリオドなし.(kg, min)
- 人名が元になった単位は大文字でピリオドなし.(C(celsius), F(Fahrenheit))
目的語と動詞の対応
- 目的語が単数なら動詞も単数用を使う.
- Data, spectra, mediaはそれぞれdatum, spectrum, mediumの複数形である.動詞を対応させよ.
- 目的語と動詞は意味的にもあっていないといけない.
- 例4-46
- the concentration of the protein was measured
- concentrationはtemperatureのようにmeasureできるものではない
- determinedとかcalculatedとするべき
- the concentration of the protein was measured
- 例4-46
明確でない修飾語
- 目的語も節全体も修飾し得るので,ぶら下がった(dangling)修飾語を避ける
- 修飾語は修飾される語の近くに置く