ストーリーラインを組み立てる

ストーリーラインを組み立てる

  • 分解したイシューに対して個々の仮説を見出したことを踏まえて,言いたいことを伝えるためにサブイシューの順番を考える
    1. 必要な問題意識・前提の共有
    2. 鍵となるイシュー,サブイシューの明確化
    3. それぞれのサブイシューについて検討結果
    4. それらを総合した意味合いの整理
  • ストーリーが必要な理由:
    • 相手を説得するため
    • ストーリーによって必要となる分析の表現方法が変わるから
      • 全ての仮説が正しいと仮定してストーリーを作り,それに合わせて必要なもの組み立てる
  • ストーリーは都度書き換えて磨き続ける.立ち上げ,分析検討,まとめ,各段階でストーリーを参照しながらすすめる

ストーリーラインの2つの型

  • WHYの並び立て
    • 最終的に言いたいメッセージについて,理由や具体的なやり取りを並列的に立ててサポートする.
    • ex. 案件Aに投資すべきだ
      1. なぜ,案件Aに魅力があるのか
      2. なぜ,案件Aを手掛けるべきなのか
      3. なぜ,案件Aを手掛けることができるのか
  • 空・雨・傘
    1. 空:xxが問題だ(課題の確認)
    2. 雨:この問題を特には,ここを見極めなければならない(課題の深堀り)
    3. 傘:そうだとするとこうしよう(結論)
  • どちらも1,2,3,があるからこうだ,という結論を支持するためのもの

  • 安宅和人,"イシューからはじめよ",2010,英治出版株式会社
    • pp125-137, chapter.2 仮説ドリブン